大手電機メーカー様と共同で、電力系統シミュレータ（Power.System.Analyzer）をはじめ、大学・研究機関の実験施設など多様な製品を製作。多彩な品目の要求に技術優先で応え、お客様の期待以上を目指しています。

電力系統シミュレータとは、低電圧・低電流の小型機器を組み合わせた実機の縮小版を使い、電力の発電・送電・負荷などの解析結果を研究・評価に役立てるものです。電力の送電計画や自然災害など異常現象をシミュレーションによって事前対策をしたり、新しい対応機器を開発する際に活用される重要な装置でもあります。

三喜電機では、電力系統シミュレータの発電機モデル、送電線モデル、変電圧モデル、SCモデル、負荷モデル、自動結線装置などを製作し、各電力会社とのシミュレーションを実施。電力の安定供給に貢献しています。

・発電機、送電線、変圧器など各種シミュレータの製作実績 電気を作る発電機（発電機モデル）、電気を遠くに送る送電線（送電線モデル）、電圧を変換する変圧器（変圧器モデル）、変圧器の効率を良くするコンデンサ（SCモデル）、製鉄所や大工場など大需要家の負荷を模擬（負荷モデル）、発電機、送電線、変圧器等のモデルを接続（自動結線装置）等の製作。 ・特別高圧変圧器モデルなど、従来モデルにないシミュレータの新規開発 従来には無かった特別高圧（1000KV以上）の変圧器、及び送電線実現の諸特性をシミュレーションするために新規開発。

・信頼性の高いものづくり

経験豊富なスタッフによる設計技術、板金技術、製造技術、試験技術の一環体制で、ものづくりをしています。 国家資格制度の取得推進も行っており、製造員、試験員は国家資格保有者です。

・関西電力向けAPSA   ・産業技術総合研究所 ・中部電力向けPSA   ・早稲田大学 ・東京電力   ・明治大学 ・九州電力     用途 発電・送電・電力負荷等を確かめるため、発電施設の縮小版を作成しました。 これに小型の機器を組合わせて低電圧・電流を流し、模擬試験を実施。ここで得た解析結果は、今後の研究・評価に役立てられます。